Q. Hackintoshは自作PCとノートPCどちらが良いですか？

成功しやすいのは圧倒的に自作PC

Hackintoshを作る上で問題になるのは、PCのパーツをmacOS上で正常に動作するようにできるかという点です。ここが唯一の課題であり、Hackintosh最大のトラブルでもあります。

その意味では、「相性が悪かったら交換する」ことが出来る自作PCの方が圧倒的にHackintoshの成功確率が高くなります。もし動作しないパーツがあったら、そのパーツだけを動作レポートのある製品に交換すれば良いだけなので、失敗した時のリスク（出費）が小さく済むというメリットもあります。

一方で、ノートPCはメーカー独自の設計やパーツが入っていることがあり、パーツの交換もほとんど出来ないので、成功確率は自作PCよりかは低くなります。しかも、HackintoshのためにノートPCを買ってしまうと、うまく動作させられなかったらHackintoshとしては使えなくなるので、失敗した時のリスクも大きくなってしまいます。

メーカー製ノートPCでもHackintoshの成功事例はたくさんあります

ただ、ノートPCだから絶対にHackintoshが出来ないのかというとそういうことではなく、メーカー製ノートPCでの成功事例はたくさんあります。

Githubには成功した設定ファイルを公開している方がたくさんいるので、手持ち（or 購入予定）のノートPCでのHackintosh成功事例があるかをチェックしてみると良いでしょう。