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新品5万円未満で作る格安Hackintoshガイド(パーツ選び編)

公開日:2021年4月23日

新品5万円未満で作る格安Hackintoshガイドのパーツ選び編です。手頃な価格で新品のHackitnoshを組む時のパーツを選び方のポイントをまとめました。

Hackintosh用パーツの選定

各パーツの価格を1万円未満に抑えよう

Hackintoshに限らず、自作PCを組もうと思ったら、

  1. CPU
  2. メモリ
  3. マザーボード
  4. ストレージ
  5. 電源
  6. PCケース

が最低限必要です。Hackintoshではグラフィック関連が鬼門だったりするので、dGPUもあると安心です。

そう考えると、5万円未満でHackintoshを組むのであれば、各パーツの予算はそれぞれ1万円未満というのを心がけておくと良いかと思います。

個人的には、

  1. CPU => 1.5万
  2. メモリ => 0.5万
  3. マザーボード => 0.5万
  4. dGPU => 0.5万
  5. ストレージ => 0.5万
  6. 電源 => 1万
  7. PCケース => 0.5万

で、トータル5万円というバランスかと思います。

実際に組んでみると、メモリを追加したいとか、WifiやBluetoothが欲しいとか、CPUクーラーを交換したいとか色々欲が出てくるので、そうした追加パーツコストも考えるとCPUも1万円くらいに抑えておくと安心です。

Hackintoshを5万円で組む時のオススメパーツ

CPUはIntelのFシリーズ

自作PCのメインとなるCPUですが、dGPUを使うのであればiGPUを非搭載CPUにすると、CPUの購入コストを数千円抑えることができます。Intel CPUならFシリーズ、AMDならRyzenのGシリーズではないモデルがiGPU非搭載モデルです。

中でもHackintoshの情報が多く、実機のMacでも採用されているIntel CPUのFシリーズがオススメ。低コストならCore i3 10100F、パワーが欲しいなら5万円という予算を少しオーバーする可能性がありますが、Core i5 10400Fが良いでしょう。

iGPUを搭載するCPUを選択すると、dGPUを追加するコストが増えるため、実質CPUで減ったコストと相殺くらいになってしまうこともありますが、それでもHackintoshの難関ポイントであるグラフィック問題を解決できるなら安いものです。

マザーボードはASUS、AsRockあたりが無難

現行のIntel 11世代対応マザーボードなどは、メーカーごとにトラブルになるようなポイントはそこまで無いようですが、Hackintoshと相性が良いとされるASUS、AsRockのマザーボードを選ぶのが無難です。

マザーボードでも、特殊なパーツ(Wifi、Bluetoothなど)がついているモデルは相性が悪いケースもあるようなので、ネットでHackintoshの実績がある製品を選ぶと良いでしょう。

ネットで事例を探していると、どうしてもハイエンドなマザーボードの実例が多く出てきますが、根気よく探せばローエンドマザーボードでも実績はたくさんあります。

マザーボードのフォームファクタは好きなものを選べば良いと思いますが、汎用性が高いのはmicroATXです。ATXだと大きすぎることがありますし、ITXだと拡張性が足りなくなることがあります。

その意味では、micro ATXならITXほどではないにしても、省スペースPCケースもありますし、ATXケースにも入るので「使い回しがしやすい」というメリットがあります。

dGPUはほぼGT 710一択

dGPUは、macOSの標準ドライバで動くKepler世代で新品で入手できるGT 710がコスパも高くオススメです。MSIやASUSなどのパーツメーカー製品で6,000円台、最安の玄人志向のモデルであれば3,000円台で入手可能です。

筆者も玄人思考のGT 710ファンレスモデルをメインHackintoshで使っていますが、特別設定をしないでも安定して動作しています。

GT 710以外のdGPUでも問題ないですが、5万円という限られた予算だと、新品で入手可能なdGPUでHackintoshで動作する製品はほとんどないと思います。

ATX電源は安心できる有名メーカーのものを

ATX電源は安いものは3,000円未満、高いものは数万円とピンキリな世界ですが、値段よりもメーカーで選ぶと良いでしょう。ATX電源の故障は、CPUやメモリなどシステム全てを故障させるリスクがあるので、出来れば数千円の安いモデルは避けた方が無難です。

各メーカー、1万円くらいのATX電源が普及モデルとして安定動作することが多いので、CORSAIRやSilverstoneなどの有名メーカーのATX電源を選ぶと良いでしょう。電力は500Wほどくらいあれば今回の構成であれば十分です。

メモリはどのメーカーでもOK

メモリに関しては昔ほど相性問題も起こりませんし、ヨドバシカメラやソフマップなどの大手店舗が取り扱っているメモリであれば、どのメーカーでも問題はないでしょう。

注意したいのは、中古やフリマアプリなどで流通しているメモリの中には詐欺メモリが紛れているという点です。その意味では、信頼できる店舗から買うのが最大のリスク回避になります。

PCケースはなるべく安く

PCケースは見た目を決めるものなので、高くて見た目の良いものを選びたくなりますが、5万円という予算の範囲で考えたら、安いものを選んで他のパーツにお金をかけた方が良いです。最近では5,000円未満のケースでも、見た目の良いPCケースはたくさんあります。

PCケースは使っているうちに飽きて新しいものを新調したくなりますが、マザーボードやメモリなどのパーツは長く使うものなので、最初から良いものを買っておくのがベスト。その意味でも、最初はケースをケチって他のパーツに予算を回す方が良いです。